【Advanceクレアボヤンス Yさん （海外 ５０代 女性）】
瞑想を通じて、常に頭の中心、今この瞬間の自分に意識を持つようになり「自分がどうしたいのか」を以前より敏感に感じ取れるようになってきたため、何かを判断する時に悩む時間が短くなってきました。
例えば、私は海外に在住していますが、世界的な感染症が流行し始めてから日本に一時帰国していました。そこで、どのタイミングで戻るかを考えていた時などは、会社や主人に合わせるのではなく、自分がどうしたいのか感じて、納得ができるタイミングで戻ることができました。今まで、対面で開催していたセミナーなどがオンラインに切り替わったことや、この世界情勢の中で、自分自身が本当にどうしたいかのかを静かに、そして深く考えることができたからだと思っています。
また、私は変に完璧主義なところがあって、自分の作ったものや、意見を表に出すのに、人の反応が気になって自信が持つことができませんでした。「いつも頑張ってないと価値がない」「成長しないといけない」との思い込みがあり、以前は無理して頑張ったり、予定をフルに入れてしまったりするなど、余裕が全くありませんでした。
瞑想を通じて、この感情はどこからきているのか？を見ていくうちに、子どもの頃の経験が関係していることに気が付きました。実家が自営業で忙しく「働かざる者食うべからず」的な考え方が暗黙の了解であり、子供ながらにも役割や仕事があって、いつも頑張っていたことを思い出したのです。それらの経験やその時に抱いていた感情を丁寧に見つめ直し、こだわりを少しずつ手放していたことで、まだ完璧ではないけれど、自分の表現を形にし、言葉にして表に出すことができるようになってきています。
