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大変な時を乗り越える「思う力」

3月7日から8日にかけては、
今年度最大のスーパームーン。
満月には浄化作用があると言う。
この大きな月のエネルギーの力をかりて、
身も心も清めてみるというはどうだろう。

 

ーーー
サンフランシスコの
シビックマーケット(青空野菜市場)で
アルバイトしてた時があった。
知人が農場から野菜を運んできて、
その野菜をマーケットで売る仕事だった。
あの頃は、初めは慣れなくて
何を言えば良いのか戸惑った。
だんだんと慣れてきて、
お客さんに大きな声で話せるようになって、
話も商売のうちだと学んだ。

前を歩く人たちは、白人や黄色人種、
メキシコ人や南米各国の人たちなど、
人種は雑多で、ここは移民の国
なんだと実感した。
カリフォルニアは特に
メキシコから来る人たちが多く、
多くのメキシコ人とも話をした。

そしてよくその頃、僕は原因不明の熱を出した。
今思えばそれは、インフルエンザのような
感染症だったのかもしれない。

一緒にいた人の誰も熱を出さないのに、
僕だけ熱が出た。
きっと他の人に感染するようなウィルスではなく、
其処の土地では一般的なウィルスで、
話をして飛散した唾液などを
吸い込んでしまった故に
起きた発熱だったんだと思う。

そんな時は薄暗い安ホテルの部屋で、
少し動いただけできしむ音が聞こえるような
古いベッドの上で、
熱に苦しみながら数日間は寝込んだ。

薬はタイラノール(解熱剤)を飲んで、
食事の時だけ食堂に歩いて行って、
味もよく解らない食べ物を胃の中に流し込んだ。

「このまま遠い異国の地で死んでしまうかも知れない」
そんなふうに熱にうなされながら、
大げさに悲観的に思ったりもした。

思えば小さい頃から風邪ぐらいしか
かかった記憶がなく、
感染症が無い生活が普通だと思っていた。

それが他の国の人と話をしただけで、
ウィルスが体内に入って熱を出してしまう。

周囲の人に話を聞くと、
皆も同じように渡米した当初は
よく熱を出したと言っていた。

そんな経験は、日本人がいかに感染症などに
弱いのかを身を持って学ばさせてくれた。
島国で長い間鎖国をしていたせいか、
日本人の免疫力はとても弱い。

熱が出て、医者に行けないような時は、
自然治癒力に頼るしかない。
どんな良い薬を服用しても、
死んでしまう人は死んでしまうが、
難病にかかっても自然治癒力で治る人もいる。

小さい頃から難病を抱えて長い入院生活や
闘病を経験してきた僕にとって、
医者や薬や病院よりも最終的に信じられるのは、
自分の身体の免疫力や自然治癒の力なのだと
思っている。

難病とは、現在の医学では治らない病気と
いう意味らしく、僕の場合完治したわけでは
無いかも知れないが、今のところ
仲良く付き合う事に成功している。

ウィルスが細胞内に入り込んだ時、
新しいウィルスが増殖する。
そして免疫細胞が動き出す。

マクロファージなどが細菌を食べる。
Bリンパ球が抗体を作る。
キラー細胞などがウィルスに
感染された細胞をやっつける。
細菌やウィルスをやっつけるため次々と新しい
免疫細胞が送り込まれて戦う。

人間は「思う力」で
免疫細胞を動かせるわけじゃない。
それでもイメージするのとしないのとでは、
大きな差になると思う。

「これだけ免疫細胞が働いているんだから、
食事も休憩も酸素も取らなきゃ」

「みんなが頑張ってるから熱が出るんだ。
熱は生きて戦ってる証拠。頑張らなくちゃ」

そんなふうに思って
頑張る力となるかもしれないし、
免疫細胞は実際に効率的に
動いてくれるかも知れない。

ヒーリングとは、結局のところ
「思う力」なんだと思う。

科学や医学で証明されて無いからと
否定するのでは無く、
「生きる力」を信じて
「思う力」にすることが
大切なんだと思う。

そうは言っても、
思っても無理な事は多々あるけど、
それでも諦めて
「自分自身が生きるという事に無関心になる」
よりはよっぽどましだ。

愛する人や大切な人を思い浮かべ、
自分が生きてきた人生を振り返って思い出す。

「ああ。この人たちと出会って良かった」

そんなふうに生きている意味を思い、
誰かのために何かをしてあげたいと思う。
そんな気持ちが生きる力になるのかも知れない。

あの時、熱が下がって、
サンフランシスコの夜空を見上げると
空には綺麗な満月が神々しく輝いていたのを
思い出す。
素直に「生きていて良かった」と思った。

*発熱などの症状が出ましたら、
無理せず下記などに電話しましょう。
かかりつけ医、各保健所(新型コロナ受診相談窓口)(03-5320-4592)、
新型コロナコールセンター(0570-550571)

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